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パフーマンス・リストアレーション・プロジェクト/ご挨拶
アメリカからスポーツ医療とストレングストレーニングを融合させた次世代のトレーニング方法を現役のアスレティックトレーナーが配信! パフォーマンス・リストアレーション・プロジェクトでは”怪我をしない体”、”強い体”、そして”活躍出来る体”を作りましょう! PRPの中に人のプロフィールへのリンクはこちら:http://wp.me/P6qSZG-1B ご挨拶: ”日本でもファンクショナルトレーニングが広まってきましたが、大学院レベルで2年もの間しっかりとFunctional Movement Screening (FMS),Selective Functional Movement Assessment (SFMA), StrongFirst、そしてアナトミートレインを学んだのは日本人ではおそらく自分がただ一人です。自分の得た、そして常に進化し続ける考え方、アプローチ、トレーニング方法を日本のアスリートと分かちあえれば最高です。皆さんに、スポーツ医学とストレングストレーニングを融合させた次世代のトレーニング、本物のファンクショナルトレーニングをご紹介します。一緒に”怪我をしない体”、”強い体”、そして”活躍できる体”を作っていきましょう。日本の怪我で悩む選手たちに一言:大丈夫!もう一度プレーできる!”
PRP TV: PRP TV:リアル・ファンクショナルトレーニング 肩篇
Youtubeリンク:https://youtu.be/ovbqvE3r1pk こんにちは、PRPの佐々木です。今回のPRP TVではリアル・ファンクショナルトレーニングと題して、日本の皆さんに”本物”のファンクショナルトレーニングとはどういったものなのか紹介していきます。 日本でもファンクショナルトレーニングが流行ってきていますが、大体の人は間違ったやり方でしています。ファンクショナルトレーニングとは別に不安定な場所に立ってボール投げたり、スクアットをしたりするものではありません!それはサーカスです! これのどこがファンクショナルトレーニングなのか?わざわざスイス・ボールの上でスクアットをする必要がどこにあるのか? ファンクショナルトレーニングとは”怪我をするリスクを最低限にして、しなくてもいい無駄な怪我を未然に防ぎ、パフォーマンスアップのみを考えたトレーニング”です。 そして、その最初の過程としてコレクティブ・エクササイズやアスレティックトレーナーや理学療法士からジョイント・モビライゼーションやARTなどの手技を受けて”動きの質”を上げていくことを目的としています。なので動きの質の上がり具合によってどんどんパフォーマンスアップを目的としたストレングストレーニングをしていけばいいんです。 このファンクショナルトレーニングを支える考えの一つが”Risk&Reward”です。 Risk、日本語でもおなじみリスクです。つまり、エクササイズによるマイナスな効果ということです。明らかな関節の可動性・安定性・モーターコントロールの問題を無視して怪我の要因をさらに助長してしまったり、実際に怪我をしてしまったりと大事な選手の大切な時間を無駄にしてしまう結果になります。 Rewardはトレーニングのポジティブ・プラスの効果ということです。しっかりと選手の体の問題を理解して、正しい種目を選んだ時にはパフォーマンスアップだけが起こります。 つまり、ファンクショナルトレーニングにおいては”ハイリスク・ハイリターン”ではなく、”ローリスク・ハイリターン”ということです。当たり前のように見えますが、非常に多くのトレーナーやストレングスコーチが選手の可動性・安定性・モーターコントロールの問題を理解せずに、学校での教育を受け怪我を未然に防ぐ立場でありながら、逆に怪我を助長、もしくは大切な選手に実際に怪我をさせています。怪我が起こるということは選手の問題を理解していないと言っているようなもんです。 では、実際にこのR&Rの考え方をどう使っていけばいいのでしょうか? 例えばビデオでも言ったように、腕が完全に上がらない、もしくは代償運動ありでしか上がらない場合は腕を上げた状態になる種目(スナッチ、ミリタリー・プレス・ジャーク)などは肩の可動性・安定性が上がるまで控えておきます。 その可動性・安定性を上げている間に腕が肩の高さまでにしか来ない種目をしておけばいいわけです。例としてはデッドリフト、フロント・スクアット、ブルガリアンスクアット、腕立て伏せ、クリーン、ケトルベル・スウィングなど腕を頭の上に上げなくてもパフォーマンスアップに使える種目はたくさんあります。デッドリフトは肩の安定性を上げるのに非常に種目です。 そして、腕がしっかりと上がるようになってからミリタリープレスなど腕をあげる状態になる種目をさせればいいわけです。 ここまで読んだ人はもうわかると思いますが、このプロセスは時間との戦いです。シーズンは待ってくれません、でも怪我をするわけにはいかない、シーズン間近になればなおさらです。でもパフォーマンスアップのためにどうしてもミリタリープレス、そしてスナッチやジャークを入れたい。ならば、その場での思いつきでトレーニングを決めるのではなく、しっかりと科学に基づいたしてマティックなトレーニングプログラムを事前に考えていく必要があります。もちろん日々の修正は必要になってきますが、事前にある程度決めておくのと、行き当たりばったりでは差は歴然です。 多分、ここまで読んだ人はファンクショナルトレーニングと今までのストレングストレーニングの違いや共通点が見えたと思います。大切な選手の体です、怪我を最低限に抑えてシーズンを迎えましょう! では、また次回 お知らせ: PRPではみなさんからのご意見・ご感想を随時受け付けています。先日配信した肩のケア1のようなビデオをどんどん作っていきますので、何かリクエストがあれば是非ご連絡お願いします。Email:performancerestorationproject@gmail.com Twitterもあります:https://twitter.com/perforamcne_rp Facebookはこちら:https://www.facebook.com/パフォーマンスリストアレイションプロジェクトPerformance-Restoration-Project-377332372472150/timeline/ 主な参考資料 Advances in Functional Training by Mike Boyle Intervention by Dan John Movement by Gray Cook Super Training by Yuri Verkhoshansky& Mel Siff